2019年3月31日日曜日

異動します

平成31年4月1日より、早稲田大学人間科学学術院から、早稲田大学研究院に異動します。

正式な名称は、「早稲田大学地域・地域間研究機構次席研究員/研究院講師」とのことで、またも舌をかみそうな名称に...

今回は寄附講座の運営と受託研究への従事が主たる職務になります。学術院の教員時代と比べると教育業務がかなり減る一方で、安住できるほど長く努められるタイプの仕事ではないので、様々なご厚意で就活の延長戦をさせていただいているという感じです。

人間科学学術院では、いわゆる必修の基礎科目を担当させて頂きました。正直言って結構負担感の大きい業務でしたが、統計学に関する基礎的な知識、そして何より「教え方」に関する様々な方法論を勉強する機会を頂けたというのが財産になりました。アクティブ・ラーニングによる講義の運営は、そうした講義の経験がある先生やコンテンツの助けがなければ中々習熟できなかったでしょう。今後、どこかで役立てられる機会があると良いなと思っています。まあ、自分のゼミが持てるような機会があればね。。

他にも、同僚の先生方と様々な共同研究について話し合ったのも貴重な機会でした。特に気候変動の作物モデルを発展させて生産額の推定を行う研究は、一応複数の学会で報告する段階までは進めました。後は投稿・掲載となれば一番良いのですが!これは何とか次年度早々に片を付けたいところです。

博士取得後6年目にしてついに個室をゲットした、というのが今のところの新生活一番の喜びです。これでブツブツ言っても誰にも迷惑がかからない!ありがたいことです。

それから、12年ぶりの早稲田キャンパス。まあ、年に何回も訪れていたので「懐かしい」と言うほどでもないのですが、そうは言っても三品で中カツを食べたり応援団やサンバの音楽を聴くと、なんとも懐かしい気分になります。
 初心に戻って、研究活動を加速していきたいなと思います。

中山間地域フォーラム2021年度シンポジウムのお知らせ

 私が所属するNPO法人中山間地域フォーラムのシンポジウムが7月10日(土)にオンラインで開催されます。 タイトルは「 新たな農村政策を問う ~農村発イノベーションは広がるか 」です。  基本計画が新しくなり、新しい農村政策に関する有識者の提言もなされました。現場の新しい活動と、...