2017年6月19日月曜日

中山間地域フォーラム シンポジウムのご案内

今年度から、特定非営利活動団体  中山間地域フォーラムの企画委員を務めることになりました。会長が恩師というご縁で参加させていただいたのですが、他の委員の先生方も多くは知り合いまたは知り合いの知り合いレベルの人ばかりということで、心安く仕事させていただいております。

今回は、そんな中山間地域フォーラムの第11回シンポジウムのご案内です。

中山間地域フォーラム設立11周年記念シンポジウム

農山村再生と“若者力”―農業の新たな位置づけ-」

【日時】   201(土)130分~1750分 

【会場】   東京大学弥生講堂一条ホール

              (東京都文京区弥生1-1-1、地下鉄南北線東大前駅から1分)

 詳しくはホームページ(https://www.chusankan-f.org/)をご覧いただければと思います。

近年、「田園回帰」のキーワードの下、農村に暮らす若者やその生活が取り上げられるようになってきました。そうした農村生活のファッション化の流れの中で、逆に農村の「リアル」が美化されすぎたり、恐れられたりしていないだろうか?
 現実に暮らしている若者は何をしているのだろう?あるいは、農村に若者を送り出すツールとしての役割を担ってきた地域づくり協力隊はどんな役割を担っているのだろう?・・・といったテーマを取りあげようという企画です。

現在の「攻めの農業」政策や成功した大規模農業経営体の経験談が「儲かる農業」の理想像を示す一方で、現実にはもう少し幅の広い「農業の使い方」があるようです。
 過去よく見られたような「儲からないけど尊い仕事」論とも違う、でも「世界を股にかけるビジネスマン農業」ともちょっと違う。
 荒削りな言い方をすれば、今回のパネリストの方たちは「条件はよくなくても、うまいことやってみせる」農業の姿、という感じではないかと(私は個人的に)思っております。

そして、そうした姿は、私たち自身の生活と変わらない、等身大の農業者の姿なのではないかと思います。

会場では、パネリストと直接意見交換できる時間や、シンポジウムに参加される農村問題の専門家の方たちも交えた懇親の時間を設けてあります。「ちょっと自分の意見を聞いて欲しい」という方も大歓迎、「初めて農村の話を聞きに行くので、イメージしやすいところだけ聞きたい」という方も大歓迎です。

そして、事前の申し込みを、是非お願いいたします。(会場の都合です)

会場である東大一条ホールは、国産木材で作られた、とても開放的なホールです。入り口付近には忠犬ハチ公像も皆さんをお待ちしております。

7月最初の土曜日、大勢様のお越しをお待ちしております。

なお、今回のイベントには日本農業新聞様との共催企画となりました。多くのご支援をいただいておりますこと、改めて御礼申し上げます。
日本農業新聞様の「若者力キャンペーン」チームは、日本各地の若い農業者を取り上げる注目の企画です。熱いfacebookページは必見です。

中山間地域フォーラム2021年度シンポジウムのお知らせ

 私が所属するNPO法人中山間地域フォーラムのシンポジウムが7月10日(土)にオンラインで開催されます。 タイトルは「 新たな農村政策を問う ~農村発イノベーションは広がるか 」です。  基本計画が新しくなり、新しい農村政策に関する有識者の提言もなされました。現場の新しい活動と、...